どうして就職しないとダメなの?フリーターの何が悪いのか

どうしてフリーターをしているのかを考えたことはありますか?

フリーターをしている理由は人ぞれぞれだと思いますが、以下のような理由が多く見られます。

  • 就職活動に失敗したから
  • 働きたい仕事がないから
  • 夢をかなえるために時間が必要だから
  • 単純に働きたくないから

フリーターをしている人の中には「働かないといけない」という意識を持っている人もいますが、どうすればいいか分からなかったり、働きたくても就職先がないケースが大半で、時間が経ては経つほど働かないといけないという意識が薄れて行きます。
夢を追いかけるからという理由であっても、夢を追いかけることに疲れてしまい惰性でフリーターを続けている人もいます。

このような状況から「フリーター=落伍者」のようなイメージを持つ人が多くいます。
定職に就かずダラダラして過ごしているというイメージがあるために、就職活動に取り組む若者たちはフリーターにならないために、やりたくない仕事でも生きて行くために仕方なく働いている人が殆どです。
何か目標があったり、やりたい仕事にまい進しているという人はほんの一部でしかありません。
そんな就職事情において、どうして就職しなければならないのか。
フリーターのほうが自分らしい生活を送れていると考える人も中には居るでしょう。

しかし経済的な面から見てみると、フリーターは正社員に比べると収入が少ないのは否めませんから正社員として働く方が生活が豊かになるという考えも間違ってはいません。
これらから考えられる「どうして就職しないとダメなの?」という問いに対する答えとしては以下のようなものがあります。

  • 収入面で正社員の方が優遇されることが多い
  • 就職していないと経済的な理由で結婚が難しい
  • 40代、50代になってから仕事がなくなる
  • 親がいなくなったら生活に困窮する

このような理由で就職することが「正しい」とされる社会になっているのです。
ではフリーターでいることは本当に悪いことなのか?と言うとそうではありません。
生活しなければならないから、という理由でやりたくもない仕事を何十年もできるか?
というと正直な答えとしては「本当は働きたくない」という人が多いのです。

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仕事は楽しい事ばかりではない、むしろ辛く苦しいものだ

確かに仕事というのは楽しい事ばかりではありません、どちらかというと大変で辛く憂鬱になることもあります。
そこでポイントになるのは、夢中で打ち込める何かがそこに存在しているのか?という事です。
仕事は大変だし、忙しいし、毎日疲れる、だけどその先に夢中で打ち込んで行けるだけの夢や野心がなければ「やりがい」など見出すことはできません。

フリーターは悪いことではありませんが、夢や野心を持たないことはダメです。
もっと言えば、夢や目標、希望では物足りないと言っても良いでしょう。
夢より野心の方が打ち込めるだけのパワーを引き出してくれると言えるのです。

夢、目標、希望、野心などを持たずに単純に生活するためだけに仕事をしている人と、夢、目標、希望、野心などを持ってフリーターをしている人と比べれば、生き方として充実しているのはどちらになるのでしょうか?
考え方は人それぞれであり、どちらが充実しているか、どちらが幸せかは正解がありません。

つまり、したくもない仕事をするために就職するぐらいなら、やりたいことを求めてフリーターになるということを「悪い事」だと断罪しては行けないということです。
けれども惰性でフリーターをするのはオススメできません、何故なら底なし沼へ片足を突っ込んでいる状態に近いからです。
前向きなフリーターと、後ろ向きなフリーターとでは天と地ほどの差があります。

また、やりたくない仕事をしている人たちのことを蔑むことも、あってはなりません。
就職活動や就職を取り巻く環境にはいくつもの問題がありますが、就職するということを全否定してはいけません。
「生活のために仕事をする」それもまた、仕事をする理由として間違った事ではないからです。

フリーターを否定しつつ、その存在に支えられている

日本人の多くはフリーターという存在を否定して日々を過ごしている節がありますが、フリーターがいないと社会が成り立たないことに気づいていません。
何故ならフリーターは社会の色んなところで必要とされているからで、正社員だけでは社会を円滑に回していくことはできないからです。

にも拘らず、フリーターの存在を否定する風潮があるのは、根底に差別意識があるからでしょう。
正規、非正規に関係なく社会には必要な存在なのにです。
差別意識があるからこそ、フリーターになってはいけない、大卒で就職しないと大変なことになる、という競争意識に変り、それが就職活動に現れてくるのです。

そうやってフリーターを否定していますが、フリーターがいなくなれば日本社会は大混乱に陥ります。
深刻な人材不足になり、物価は高騰、今のような不自由のないサービスを受けることは難しくなり、雇用形態も大きく変化していくことになります。

すでに人材不足は高齢化社会によって露呈してきており、人件費の占める割合が増加しています。
それは様々な業種で現れており、人材がいないから閉店するしかないという実態まであります。
高齢化社会と少子化によって、人材が不足しているところにフリーターの数も減ってきていることで加速度的に人材不足が進行してきています。

誰かに否定されても、自分で自分を否定してはいけない。それは意味のないこと

それでもフリーターを否定する人たちは、木を見て森を見ていない状態と言えます。
何が問題なのか?それはフリーターになることで経済的に弱者となってしまう現状があるからです。
フリーターでも満足に生活していけるなら、人はフリーターという生き方を否定しないでしょう。

貴方がフリーターとして生活しているなら、その理由は何であれ誇りを持つべきです。
自分がいなければ他の誰かが代わりに仕事をしてくれるというのは、フリーターに限ったことではなく正規雇用でも同じことです。
だからこそ、自分の選択を蔑むのではなく誇りに思って生活すべきです。
多くの日本人がフリーターを否定する世の中において、自分自信もフリーターを否定してしまっては一体何のために生きているのかという意味不明な問いにぶつかってしまいます。

フリーター=敗者とは言いませんが、日本ではそれに近い意味合いで使われています。
では敗者になったらそこで終わりなのでしょうか?もう一度立ち上がることはできないのでしょうか?
敗者には敗者のプライドがあると思いませんか?
だとすれば、敗者が敗者そのものを蔑んでしまっては前を向くことなどできなくなってしまいます。
だから自分自信を否定してはいけないのです。

「どうせ自分はフリーターだから結婚もできないし、やりたいこともないしお先真っ暗だよ」と言ったところで何になりますか?
フリーターをしていることへのプライドはありませんか?
敗者がプライドを持ち続ける限り、次へのチャレンジがそこにはあると言えるでしょう。

繰り返しますが、日本人はフリーターがいなくなると社会が成り立たない事に気づいていません。
つまりフリーターは日本の根底を支えているなくてはならない存在なのです。
であれば、その存在の立場をどんどんあげて行くことが求められているのではないでしょうか。
それこそが、働き方改革の一種であるとも言えるでしょう。

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